Webサイトの悩みはもうオサラバ!まっさらな状態からWebサイトができるまで
こんにちは!おばTです。
最近、自社のWebサイトを作る機会があったんですが、どうにもよく分からないことが多くて…。
Webデザイナーさんに相談する前は「サイトを作るのにいくらかかるんだろう?」「自分でも大丈夫?」「何から始めればいい?」と不安ばかり。
最終的にはカタチになって一安心。でも、ボクのようにWebサイトで悩んでいる方は多いんじゃないかとも思ったんです。だって、Webのことなんか誰も教えてくれないじゃないですか…。
そこで、長浜航海記の制作も手がけた凄腕Webデザイナー・村上裕一さんに「デザイン発注のいろは」を船長・タカさんと一緒に聞くことに。
村上さんの話を聞くほどに、ボクが持っていた「Webデザインやサイト制作のイメージ」が音を立てて崩れていきました。みんな!誤解しているよ、と。
村上さんには良い意味でたくさん裏切られてきました。
村上裕一|Webデザイナー
長浜市内でWebデザイン制作・企画を行うWebデザイナー。デザイナー歴20年。レコード、フィギュア、マッチ箱を集めるなど収集癖アリ。好きな映画は、長浜でもロケをされた「男はつらいよ」。
<先に分かる「デザイン発注のいろは」>
目次
ポップでコミカルなデザインが超お得意。もちろんシュッとしたのもイケマスよ。
サイト作りはコミュニケーションから
この間、取材で会った人から「Webサイトを作りたいんだけど、どうしたらいいか分からない」って言われたんですけど、ボクにはどうしようもできませんでした…。この場合、どうしたらいいんですかね?
電話でもメールでも気軽に相談してくれたらいいのに。
気軽に!?何から相談すればいいんですか?
う〜〜〜〜ん。そうだなぁ。
Webサイト制作の始まり方
まずお客様のことを知らないと作れないんですよね。だから、まずはお話をたくさん聞きます。趣味とか好きな映画の話とかね。
初対面でいきなりは作れないもんなぁ。
そうそう。いきなり仕事の話をするのも距離があるから、何気ない雑談から入ることも多いです。遊んだりすることもあるし飲みに行ったりすることもありますね。
お客様と飲みに行く!?
仕事を始めるまでに飲みに行くこともありますよ。
結構手厚いですね!一般的な「デザインの発注」って、字だけを見るとすごいドライなイメージがするんですよ。
分かります!見積書を出して「〇〇万円です」みたいな。
そういうドライな感じかと思ったら、ちゃんと人付き合いをした上で仕事が始まっていくんですね。
無料でサポートしてもらえる範囲
私の場合、見積書を出すのは、たくさん話を聞いた上で大枠の構成案を作ったあと。だから、見積書を出すよりも設計図を作る方が先です。(※ご要望次第では概算のお見積書を先にお渡しすることも。)
あーー。Webサイトの設計図があるんですね。
家づくりで言えば、間取りみたいなもの。設計図を作ってからだいたいのイメージをしてもらって、そこから見積書を出すっていう流れですね。
じゃあ、設計図を出すまでは無料ってことか。
そこまでしてもらって無料…!
今のところは無料(※初回のみ)で対応させてもらってます。やっぱりお客様の話を聞かない限り何をするべきか見えてこないので。コミュニケーションが先に来ることがほとんどですね。その段階でなんか違うなと気づくことも双方にありますし。
(コミュニケーションが先に来るのは知らなかったなぁ)
「連携をとりながら一緒に作る」のが基本スタンス
Webサイトの制作期間
一般的なWebサイトの制作期間はどれぐらいですか?
サイトの規模にもよるので一概には言えませんが、平均すると2ヶ月ぐらいですね。
ちなみに、その2ヶ月間で何が起こるんですか?
写真とか文章の準備もするし、必要に応じてイラスト作成や動画撮影も行います。Webサイトを作るための一つひとつのパーツを準備する期間ですね。
Webサイトに入れ込むための必要なパーツがあると。
そうです。各パーツが準備できたら、デザインしていく段階に入ります。
デザインの決め方
デザインにもいろんなデザインがありますよね。デザインの方向性はどういう風に決めるんですか?
僕も全てのデザインを作れるわけではないし、向き不向きもあるので。最初の段階で「こういうイメージのサイトを作ります」というものを見てもらった上で、お客様と認識のすり合わせをします。
向き不向きはあるよなぁ。
お客様とWebデザイナーとの相性もあるので、早い内にコミュニケーションが必要になってくるんです。
完成するまでに2ヶ月もかかるとなると、信頼関係がないと続けられないですよね。
デザインに入るまでのズレをなるべくなくすことは意識していますね。お客様とコミュニケーションをとりながら、少しずつ調整しています。
素材が集まったらいよいよ制作に入りますよね。制作に入ったらサイトが完成するまでは何も見れないんですか?
まずはトップページ(WEBサイトのホーム画面)ができた段階で見てもらいます。必要に応じて数パターン提案させてもらうこともあるので、完成まで何も見えないってことはないですね。
途中の打ち合わせもあるのは安心。
「お客様が最初にイメージしていたもの」「お話を聞いた上で少し攻めたもの」など、いくつかのパターンを提示することが多いです。
攻めの制作…
最終的に一番のオススメを提案するんですけど、お客様とコミュニケーションをとって調整しながら完成へと進めていくようにしています。
Webサイト完成後のサポート体制
人によってはサイトを作ったあとの管理が苦手な人もいると思うんですよ。そういう人に対してのサポートはあるんですか?
もちろん、サイトを作って終わりという関係ではなく、毎月の運用やメンテナンスもお付き合いさせてもらいながら、お手伝いさせていただきます。
あとブログやSNSの話やどんな商品を載せようとか、データを見ながら一緒に考えることが多いです。
そこまで一緒に考えてくれるんですね。
一緒にやらせていただきますよ。
それは仲良しじゃないとできないですね(笑)
お客様によって、サイトの管理が得意な方も苦手な方もいらっしゃるので。お客様とコミュニケーションをとりながら、一番いい関わり方を考えられたらなと思います。
サイト作りの理由はお客様の中にある
村上さんの中で「こういう依頼の仕方は困る」というのはありますか?
流石に今はこんな人いませんが、「お金は払うからあとは頼んだ」という、投げっ放しにするような方は困りましたね。
あとは相談のときに「何も決まっていません」というのも困りますね。
ノープランすぎても困るなぁ。
ある程度、Webサイトを作る理由がお客様の中に必要だと思うんですよ。理由はお客様の中にしかないと思いますし。「なんとなくサイトを作る」のはあまりおすすめしません。
Webサイトを作る理由
作る理由ってどんなものがあるんですか?
WEBサイトを作る理由って、自分のビジネスを紹介したいとか、手元の商品を売りたいとか何らかの理由があるはず。漠然とサイトを作るだけでは人に伝わりにくいので効果が出ません。極端ですが関わる人が誰もハッピーにならないと思うんです。
なるほど。他に必要な情報ってありますか?
こんなサービスを紹介したい、商品を売りたい。まずは自分なりに作る理由を決めてもらえたらなと。もちろんお打ち合わせの際に一緒に考えさせてもらいます。
Webサイトにかかる費用
ちなみに、費用の最低ラインってどれぐらいですか?
金額感は気になるところ…!
あくまでも私個人に依頼いただいた事を前提にですが、Webサイトの制作には最低10〜20万円はかかりますね。(※規模にもよる)
※デザイン会社や作り手によって金額は異なります。
なるほど。お客様の中には10万円を用意することが難しい人もいると思うんですよ。そういう場合はどうしたらいいですか?
ご予算に応じたプランを複数準備しているので、できるだけお客様の希望に沿えるような提案をさせていただきます。
費用も含めて相談できるのは、ありがたいですね。
そうですね。設計図を作るまでは無料で相談してもらえるので、まず初めにいろいろお話しができたらと思っています。
これだけサービス内容が明確化されていたら、頼む方も安心して頼める気がします!
最後まで責任を持って仕事に取り組ませていただいています。
「仕事も始まっていないのに飲みに行っちゃうの?」「無料でそんなにやってくれるの?」
村上さん、サービスが手厚すぎます…!
Webサイトを作るときはお客様やデザイナー、どちらかが一方的に決めることはありません。そのため、最初にイメージしていたサイトの雰囲気と違うサイトになることも。“一緒に考えて”、“一緒に作る”。これがWebデザイナー・村上裕一さんの仕事のスタンスです。
Webデザインやサイトに関してお困りの場合は、ぜひ村上さんにご連絡ください。お客様に合わせたコミュニケーション方法で、ベストな未来へ連れていってくださいます。
村上さんが運営する「ナガジン」はこちら。村上さんにご相談されたい方は以下よりご連絡ください。
● ナガジン|滋賀県長浜市の「!」が見つかるWebマガジン→
また、3人で話した様子は「カイコーラジオ」にも収録されています。ぜひ聞いてみてください!
長浜航海記・航海士。永遠の野球小僧。「長浜にはしばらく帰ってこーへん!」と言いつつ、23歳のときに爆速Uターン。以来、地元のことがちょっぴり好きになりました。野球と筋トレ、オードリーが好き