長浜航海記は、長浜で次々に起こる刺激的なプロジェクトに潜入し、「デザイン」を駆使してアイデアがカタチになるまでの旅路をお届けするメディア。
「メディア戦国時代に新メディア?」「長浜とデザイン?」「航海記ってどういうこと?」疑問に思われる方もいることでしょう。
- ・長浜航海記が生まれた背景とは
- ・メディアの方向性について
- ・どんな課題に潜入するのか
船長「タカ」と航海士「おばT」が、長浜航海記の誕生秘話とこれからについて語ります。
シリアスで難しい話題ほどポップに
船長。「リアル・デザイン・ドキュメンタリー」ってなんなんですか。ムズカシイことはよくわからないんですけど…。ていうか、なんで航海士の格好をさせられてるんですか?
最近、なんとかジャーニーとか、なんとかの知らない世界とか、裏側を伝える番組が流行ってるじゃん。あれ面白いよね。
リアル・ドキュメンタリーは分からないでもないんですけど…。そもそも「デザイン・ドキュメンタリー」ってなんなんですか?航海士の格好をさせられてるのもよく分からなくて…。サムいですよ。
デザインってさ〜、何か急に出来上がってくるモンだと思ってない?レンジでチンみたいな。ねぇ、ねぇ、あ、昂(たかぶ)ってきた。
情緒が…w デザインかぁ。よくわからないですけど、そうなんじゃないんですか?ぶっちゃけ、“デザイン”って何なのかすらイマイチ分かってなくて…
そう!そんなキミみたいな人のためにこの「リアル・デザイン・ドキュメンタリー 長浜航海記」は始まったのですよ!
なるほど。(情緒が…)
デザインってね、少し前までは「チラシ」とか「マーク」とか、はたまた「洋服」とかをカッコよく作ること、を指していてね。
ほうほう。そのイメージっすよね。
今はちょっと違うワケですよ。産業革命以降大量に作って大量に売ってやがてウェブがうまれてうんぬんかんぬんXsd◎8if2^^mi3@…
シンプルにお願いします。
“デザイン”ってガワをカッコよくするだけじゃなくて、考古学者のように課題を掘り起こしたり、医者のように問診して病名を明らかにしたり、コンシェルジュのように共に歩んだり、そんなこともデザイナーは行うようになってきたのですよ。
それはだいぶ「チラシ」とか「マーク」に収まる話じゃないですねぇ。
それでね、実はここ長浜でもいろんな場面で”デザイン”って使われてるワケ。デザインは長い旅路みたいなもんなのよ。チンして3分でできないワケ。ねぇわかる?わかってんの?あ、昂(たかぶ)ってきた。
(無視)つまり、この航海記は「長浜の色んな出来事に、デザインがどう使われているのか」を結果だけじゃなくて、その旅路までも追いかけて取り上げていくと。デザイン・ドキュメンタリーを見たら「長浜のこと」とか「長浜の人」のことがわかってくる、ということですね!(だから航海士の格好させられてんのか…)
船とか海から流れてくる、空き瓶の中に手紙が入ってくるやつあるじゃない。
「メッセージ・イン・ア・ボトル」ですね。
誰かが書いたやつが瓶に入っていて、長い年月をかけてやっと誰かに読まれる、みたいな。それくらいのアドベンチャーなメディアにしたいよね。読まれる頃、オレら生きてないかもね。
予定調和じゃないデザインの過程を届けたい
みんなが日頃見てる商品も、使ってる建物も、住んでる街も、出来上がっていくまでに紆余曲折あるじゃん。それは予定調和ではなく、もうドラマの連続。
まさに、船が島にたどり着くみたいな!
デザインの旅路をお伝えする手段として、航海記ができたら面白そうだよね、っていうところが出発点。だからこんな格好をしてるってワケ。
紆余曲折、波瀾万丈をもポップに伝える新感覚旅路ドキュメンタリー。
デザインに対する相談のハードルを下げたい
デザインの相談にくるということは、何かに悩んでおられる。悩んでいる人が1人いるっていうことは、隣の人も同じようなことで悩んでいる可能性が高いじゃん。
表に出てこないだけなんだろうなぁ。
我々がリアルな旅路をお伝えすることで「こんな風に相談にいけばいいんだ」「こういう風に進めたらいいんだ」って一歩を踏み出すヒントになるといいよね。
「デザインの相談」ってさ、文字だけを見ると、弁護士に相談へ行くぐらいの大ごとな感じがすると思うんだよね。
話を聞いてもらうだけでお金がかかるんじゃないかってビクビクしますね。
デザインって目に見えず分からないことが多いから、相談までのハードルが高いんだよね。だからこそ、もう少し気軽にデザインの相談ができるようになったらいいよね。そのハードルを下げるのがこの航海記の目的の1つ。
取材対象は相談から逆に依頼することもあるね(笑)OKをいただいたら、我々2人を含む船員たちがプロジェクトに潜入。長いものだと数ヶ月間にわたって密着をさせてもらう。
長いお付き合い。
プロジェクトごとに配信するのは上(課題の特定)・中(デザインの使い方)・下(結果)の3部構成とかね。旅路の途中で随時更新。
こんな人に見てもらいたい!
「こんな人に見てもらいたいな〜」ってイメージはあるんですか?
「何か悩んでいて解決したいと思っている課題がある」「カタチにしたいアイデアがある」っていうデザインについて相談したい人が見てくれたら嬉しいよね。
「長浜航海記を見て相談に来たんですけど〜」って言ってもらえたらいいなあ。
あとは、長浜自体に興味がある人に見てもらえたらいいね。色んな側面の長浜を切り取れるだろうし、酸いも甘いもドキュメンタリーにしちゃうからさ(笑)
クリエイターからすれば、自分の仕事ぶりを伝える場になると思うんです。「私はこんなところを面白いと思って!」とか「ここに苦労して路線変更しました!」ってあんまり自分では言わないじゃないですか。
まぁ、言いづらいわな(笑)。日本人は語らないのを美徳にするところあるしねぇ。
周りの人に”自分の仕事っぷり”をアピールする、ポートフォリオ的な使い方をしてもいいと思うんです。
※ポートフォリオ:仕事における実績や作品をまとめたもの
成果物が目につきやすいデザインの世界で、何を考えて仕事をしているのか話す場面がとにかく少ない。だからこそ「私はこんなことを考えています」って声を大にして言い切れる航海記。
ハッキリ伝えることが美徳。しゃべろうぜ!ひけらかそうぜ!みたいな感じにしたい(笑)
プロジェクトに関するリアルな情報をお届けするので、ボクたちと一緒の視点で楽しんでもらえたらいいですよね。
長浜航海記自体が行き詰まって苦悩する可能性もあるからね(笑)
気になる方はご連絡を
船長と航海士を中心に、アイデアをカタチにするまでの旅路をお届け。長浜にはどんなお宝が眠っているのか。
船員たちは今日もそれぞれのプロジェクトに潜入しています。
長浜航海記に興味を持った方は、ぜひご連絡ください。