ご無沙汰してます〜！Instagramでは拝見していたんですが、なかなかお会いできる機会がなかったので、嬉しいです。

今日はいろいろ浅井さんについてお聞きできたら嬉しいです！新卒では長浜の写真館に就職されたんですよね。写真館を選んだ理由を教えてください。

好きなことが仕事になったんですね。長浜は地元じゃないですよね？

地元出身のボクからすると「滋賀県で生活したい」と思ってもらえること自体が、嬉しいです。
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写真館での勤務を経て、独立された経緯も教えてください。

とにかくやってみる精神で独立した気持ち、ボクと全く一緒なので共感します。すぐに軌道に乗ったんでしょうか？

そうなんですか！？初耳です。厳しいと感じた期間は「写真館でもう一回働こう」と思わなかったんですか？

浅井さんにもそんな時代があったなんて…。

家族写真を撮りたいと思ったきっかけはありますか？

ボクの友達は毎年家族写真を撮っているらしいんですが、初めて話を聞いた時は「なんて仲が良いんだ！」と感動したことを覚えています。
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「興味が湧いてきた」については、どんな興味が出てきたんですか？

家族を持つことに憧れを抱いていた過去から、現在はご結婚されてお子さんがいらっしゃいますよね。カメラマンとしての心境の変化はありましたか？

当事者になって初めて気付くこともあるもんなぁ。「子育てをされている親御さんの気持ちになってみよう」と言われても、想像の範囲内でしか考えられないのが、正直なところです。

具体的に教えてください！

どういうことでしょうか？

軽く捉えることはできないですね。

浅井さんのお話を聞いて、ボク自身も本当の意味で寄り添えていないことはあるんだろうなと痛感しています。
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丁寧な気配りを心がける、浅井さんだからこそ「頼みたい！」とおっしゃる方の気持ちが理解できました。

浅井さんが思う“写真の意義”って何だと思いますか？

私の祖父母は、闘病生活を経て疲れ果てたまま亡くなったんです。そのため、私のイメージする祖父母は亡くなる直前の姿でした。

ある時、生前の祖父母の写真を見て気付いたんです。「旅行に行って楽しそうにしてたんだなぁ」とか「最後は大変だったけど、楽しい人生を送っていたんだなぁ」と。
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写真を見返すことで、祖父母の人生の一部に触れられた気がしました。

あるお客さんは、子育てをしている時に、どうしても子どもが手に負えなくて手を上げそうになったらしいんです。その瞬間、部屋に飾っていた家族写真を見て、気持ちが落ち着き、手を上げずに済んだ。
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「浅井さんが撮影してくださった家族写真を見て、気持ちが落ち着きました」と話してくださったこともあります。

落ち込んだり嫌なことを考えたりする時は、誰しもあると思うんです。そんな時に、笑顔の写真が目に入るとポジティブな気持ちになれるかもしれない。
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喧嘩をしていても歩み寄れたり、悲しい時でも笑顔になれたりするきっかけになるのが、写真だと思っています。

家族写真を撮る時は、近所の日常の風景も撮るようにしていて。周りの建物を背景にすることで、建物がなくなっても写真を見て思い出せますよね。
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日常の記録を含めて家族写真を撮れたら良いなと思っています。

おばTさんの学生時代って、運動会や遠足の写真を廊下に貼り出された時代ですか？

動いている時の写真は全部が全部、綺麗に写っているとは限らないじゃないですか。私自身、ひどい顔をして写っている写真を同級生から笑われることが何度かあって、写真自体がすごく嫌いだったんです。
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だから、私が撮影するお客さんには悲しい思いをしてほしくない。撮影嫌いにならないよう、お子さんも親御さんも楽しいと思える撮影をするように心がけています。